揚げ物を食べたいときは
先日、ローフードをこのブログでお勧めしました。しかし、いかにローフードが健康にいいと分かっていても、揚げ物を食べたいときもあるはずです。今回はそのときの対応法を紹介します。
美肌の大敵であるAGEを考えると、揚げ物は最も避けたい調理法で、生の状態に比べてその量は10倍にまで跳ね上がります。ここでは調理油は関係ありません。でもそこに一手間加えるだけで、驚くほどAGEを減らすことができます。その方法はとても簡単、レモンやお酢など酸性物質をかけることです。それだけでAGEを半分以下に減らすことができます。
とんかつや唐揚げに添えてあるレモンは、味わいだけでなく美肌作りにも役立ちます。
美肌のための食生活
健康に良い食生活としてよく取り上げられる以下の2つの方法、一方は美肌のためにはあまりよくありません。美肌を手に入れるにはどちらが好ましいと思いますか?
A.ベジタリアン
B.ローフード
正解はB.ローフード。AGEの研究で、「ベジタリアンの方がAGE値が高い」というデータがあります。肉、魚、卵などの動物性食品を食べないことで以下のようなことが問題になります。
○根菜や芋類といった高糖質食材を多く摂取する傾向になる。
○ボリュームを出すために揚げるなどの高温度理をすることが多く、AGEが増加しやすくなる
○細胞修復に欠かせないタンパク質が不足することで、肌からツヤやハリが失われてしまうことある。
肌のためにはAGEを含む食材をとりすぎないことが一番です。それにはできるだけ加工されていない、生の状態の食材「ローフード」を食べることがお勧めです。動物性タンパク質もしっかり食べましょう。殺菌が必要な肉類では、加温温度の低い「ゆでる」「蒸す」「煮る」などの調理方法を選ぶことがコツです。